【イベントレポート】「FLALU(フラル)」ブランドデビューイベント開催。紫外線研究16年の皮膚科専門医・髙田美子が手がけた3製品に迫る

2026年5月28日、フラルは初めてのイベント「FLALU(フラル)ブランド本格始動&新スキンケア製品発表イベント」を、表参道のアニヴェルセルにて開催しました。皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)であり紫外線研究家でもあるFLALUグループ代表・髙田美子(たかだ・みこ)が登壇し、美容に精通した編集者やジャーナリストの方々を中心に、多くのメディア関係者にご来場いただきました。
当日は、紫外線対策の最新の知見を紹介するトークセッションと、ブランドFLALUの3製品(レアセラム35・クレンジング022・メディオイル016)のお披露目を、実演を交えて行いました。
■表参道・アニヴェルセルの落ち着いた空間に、3製品を並べてお迎え
会場となった表参道のアニヴェルセルは、木材の温もりが感じられる空間に、柔らかな自然光が差し込む、居心地のよい場所。ガラスの器に活けられた植栽が随所に配置され、高い天井がもたらす開放感とともに、穏やかで落ち着いた雰囲気に包まれていました。

各座席には、レアセラム35・クレンジング022・メディオイル016を事前にご用意しました。説明を聞くだけでなく、実際に製品を手に取り、その質感を直接確かめていただくためです。

会場の入り口付近には、製品の魅力を伝えるパネルを設置。多くの方が足を止めて熱心に見入る姿が見られ、イベントの開始前から製品への高い期待が感じられました。

■髙田美子が提言する、日焼け止めだけに頼らない「防ぐ+備える」紫外線対策
イベント前半は、代表・髙田によるトークセッションです。テーマは「日焼け止めだけに頼らない、二重三重の守り方」。
冒頭で取り上げられたのは、2025年にオーストラリアの消費者団体が公表した調査結果(※1)。SPF50・50+と表示された市販の日焼け止め20製品を検証したところ、16製品が表示通りのSPF値に達していなかったというものです。
※1 出典:オーストラリアの消費者団体CHOICE「Sunscreen test」(2025年)
https://www.choice.com.au/health-and-body/beauty-and-personal-care/skin-care-and-cosmetics/articles/sunscreen-test

ただし、髙田が伝えたかったのは「日焼け止めはいらない」ということではありません。
日焼け止めは、紫外線対策の土台。それは変わらない事実です。ただ、表示された数値を信じすぎず、十分な量をしっかり塗って、こまめに塗り直す。その意識が大切です(※2)。
もっとも、塗り直しの頻度は状況によって変わります。屋外で過ごすときは、3時間ごとの塗り直しがひとつの目安。一方、屋内で過ごすなら朝にしっかり塗れていれば、神経質になりすぎる必要はありません。
では、髙田が提唱する「二重三重の守り方」とは、具体的にどんなアプローチなのでしょうか…。
髙田が提示したのは、外から「防ぐ」だけでなく、肌自身が紫外線に「備える」という視点です。紫外線のダメージは、浴びた瞬間から始まっています。だからこそ、先回りしたケアが重要になってくるのです。

配合成分の意義や数値の根拠など、具体的な質問が次々と寄せられ、専門的な内容にまで踏み込んだ、密度の高い時間となりました。
※2 【塗り直しに関する参考文献】
・米国皮膚科学会(AAD)日焼け止めの塗り方
https://www.aad.org/public/everyday-care/sun-protection/shade-clothing-sunscreen/how-to-apply-sunscreen
・日焼け止めの効果持続に関する研究(2008年)
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1600-0781.2008.00379.x
・屋外労働者を対象とした研究(2021年)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34401526/
・耐水性日焼け止めに関する研究
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32027038/
■実演を交えたフラル主要3製品の発表

イベント後半は、フラルの製品紹介。美容液「レアセラム35」、クレンジング「クレンジング022」、オイル「メディオイル016」の3製品を、実演デモを交えながら紹介しました。
レアセラム35 ── ブランドの中心となる美容液

まず紹介されたのは、ブランドの基幹製品である美容液「レアセラム35」。
配合の主軸は、高浸透型ビタミンC誘導体APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)。光・空気・時間の経過に対して非常に不安定で、扱いの難しい成分です。レアセラム35は、このAPPSを常に新鮮な状態で肌へ届けることを追求して設計されました。

テスターをお試しになった来場者の多くが、まず香りを確かめる様子が印象的でした。レアセラム35は、無香料。そして、さらりと軽いテクスチャーにも理由があります。APPSの働きを妨げないよう、増粘成分をあえて配合していないためです。
質疑応答の中では、容器の設計思想について語られる場面も。ポスト投函が可能なパッケージを採用した理由を問われると、「製品の鮮度こそが成分のポテンシャルを左右する」と髙田。鮮度を保ったまま、一日でも早くお届けする。そのための工夫を、パッケージの細部にまで詰め込みました。
クレンジング022 ── 顔の上で泡立てるクレンジング

続いてご紹介したのが「クレンジング022」です。この日、来場者の関心がもっとも高かったのが、この実演の場面でした。
この製品の最大の特徴は、顔の上で直接泡立てて使うクレンジング手法です。泡は生まれた瞬間に汚れを吸着する。だからこそ、あらかじめ作った泡を塗るのではなく、肌の上で泡を立てることが合理的だという髙田の考えが、この設計に込められています。

スタッフによる泡立ての実演が始まると、肌の上で泡を作るこの手法は目新しさもあって注目を集め、ブランドへの期待を一層高めました。さらに「これ一本でメイクまで落とせる」という手軽さもあり、実用性の高さに評価が集まりました。
肌に余分なものを残さず、次のお手入れをすんなり受け入れられる状態へ整える。実演を通じて、「本当にこれだけでメイクまでしっかり落ちている」「いままでより突っ張らない感じがする」などのお声をいただき、製品に込められた設計思想が伝わった場面でした。
メディオイル016 ── 肌を薄く守るオイル

製品発表の最後を締めくくったのは、「メディオイル016」です。
メディオイル016は、人間の皮脂組成に近いとされるエミューオイルをベースに、スクワラン・ビタミンC誘導体(APM)・フラーレン・ビタミンEを配合したオイルです。髙田が強調したのは、「肌の表面を薄い膜で守る」という役割。先に塗ったレアセラム35の美容成分を閉じ込めながら、外部刺激から肌を守る使い方を提案しました。

フラルが大切にしている「過剰なケアを避け、乾燥が気になる部位に必要な分だけを補う」というミニマルで本質的なスキンケア。その思想を象徴するプロダクトとして、本製品が紹介されました。

なお、「FLALU(フラル)」ブランドが誕生した背景や開発の経緯については、別の記事で詳しくご紹介しています。本稿とあわせて、ぜひご覧ください。
最後に
皮膚科専門医としての知見と、製品開発への想いを直接お伝えできた、貴重な機会となりました。お忙しい中ご来場いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。今後も、健やかな肌のために役立つ情報を発信し続けていきます。
<イベント概要>
- タイトル:「FLALU(フラル)ブランド本格始動&新スキンケア製品発表イベント」
- 日時:2026年5月28日(水)
- 会場:アニヴェルセル表参道(東京都港区北青山3-5-30)
- 登壇者:髙田美子(皮膚科専門医/紫外線研究家/FLALUグループ代表)
<製品情報>
レアセラム35
- 価格:2本セット 12,500円(税込)*通常購入の場合(定期コースの場合:初回4,990円、2回目以降9,900円 ※税込)
- 容量:30g/1本(1本で約2週間分、2本1セットでの販売)
- 特長:高浸透型ビタミンC誘導体APPSを中心に、フラーレン、ナールスゲン、ビタミンC誘導体GO-VC、ビタミンE誘導体TPNaを配合した美容液。紫外線による乾燥、年齢とともに気になるキメの乱れなどに着目して設計。
※角質層まで/整肌成分として
クレンジング022
- 価格:2,800円(税込)*通常購入の場合(定期コースの場合:初回980円、2回目以降2,400円 ※税込)
- 容量:100mL
- 特長:あえて過剰な保湿成分を配合せず、清々しい洗い上がりを追求したクレンジング。次のお手入れを受け入れやすい状態にする。秋田県産のジュンサイエキスを配合。ダブル洗顔不要。
メディオイル016
- 価格:5,800円(税込)
- 容量:25mL
- 特長:人の皮脂に近いとされるエミューオイルをベースに、スクワラン、ビタミンC誘導体(APM)、フラーレン、ビタミンEを配合。肌の表面を薄く守るオイル。